長年導入されていたファストパスが終了し、新しく「プライオリティパス」が登場しましたね。
2023年7月26日に期間限定で導入されることが決まり、パークに行く予定を立てている方のなかには、「なにそれ?!」と混乱している人も多いのでは?
そこで今回は、プライオリティパスについて徹底的に解説したいと思います!
この記事を読めば、
- プライオリティパスとは、そもそも何なのか?
- 従来のファストパスとの違いは?
- プライオリティパスの取得方法&ルール
- 対象となるアトラクション
がわかるため、ぜひパークへ行くときの参考にしてくださいね♪
プライオリティパスとは?

プライオリティパスってなに?という人に向けて、まずはプライオリティパスについてご説明します。
簡単にいうと、対象施設のプライオリティパスを取得することで、取得した施設に対して、通常より短い待ち時間で利用できるサービスのこと。
①対象となる施設の中から、利用したい施設を選び、
②選んだ施設のプライオリティパスを取得して、
③取得したプライオリティパスを使って、短い待ち時間で施設を利用。
このように、対象の中からではありますが、好きな施設を快適に利用できる、とても便利な制度なんですよ♪
また、このプライオリティパスの取得は無料!

無料だと気軽に利用できるから嬉しい!
上手に活用すれば、1日パークを快適に過ごせること間違いなしです♪
ここまで聞いて、気が付いた人もいるかもしれませんが、実は、ほとんど従来のファストパスと同じシステムなんです。
そのため、ファストパスを利用したことがある人にとっては、なじみのあるシステムとして利用することができますよ!
ただ、ファストパスとは異なる点もありますので、この後に紹介する“従来のファストパスとの違いは?”もチェックしてくださいね。
そんな便利なプライオリティパスですが、通年ではなく期間限定での導入となります。
導入期間は2023年7月26日からで、終了日はまだ決まっていません。
ただ、少なくとも2023年9月6日までは実施されると思います。
というのも、対象施設の1つであるアクアトピアについて、”夏のびしょ濡れプログラムの期間のみ対象”との記載があります。
そのため、夏イベント終了まではプライオリティパスが利用できるはずです。
私は以前、ファストパスをうまく利用してパークを楽しんでいたため、今回のプライオリティパスの導入はすごく楽しみにしていました♪
ファストパスのときと同様に、便利なシステムだと思うので、できるだけ長く導入してほしいですね!
プライオリティパスの取得方法&取得ルール
では実際に、プライオリティパスの取得について解説していきます。
取得は東京ディズニーリゾート・アプリでおこないます。
事前に取得することはできず、当日パークへ入園してから取れるようになりますよ。
取得には何点かルールがあり、無造作にゲットできるわけではありません。
知らないと、「取得できなかった!」なんてことになりかねない、かなり重要な内容。
そのため、取得するときのルールについても把握しておきましょう!
取得方法
パークを訪れる前に準備することは次の4つです。
①東京ディズニーリゾート・アプリをダウンロードする
②ディズニーアカウントにユーザー登録する
③アプリ上でディズニーアカウントにログインする
④当日行く人全員のチケットをアプリに読み込んでおく
④は当日でも構いませんが、事前にやっておけばスムーズにプライオリティパスを取得することができますよ♪

①~③は必ず事前に準備しておいてね!
そして、当日プライオリティパスを取得する手順は、次の4ステップです。
①アプリのホーム画面にある「40周年記念プライオリティパス」をタップ
【引用元】東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト
②全員のチケットを選択
【引用元】東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト
③利用したい施設を選択
【引用元】東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト
④内容を確認して「取得」をタップ
【引用元】東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト
これで取得できました!
取得したパスは、ホーム画面のプランに表示されますよ。
あとは、表記の利用時間内に施設へ行き、取得したプライオリティパスを提示するだけ。
通常列ではなく、プライオリティパス専用の入口、「プライオリティ・アクセス・エントランス」から入場してくださいね。
プライオリティパスは、スマホ上で表示させるため、スマホのバッテリーにはご注意を!
取得ルール
プライオリティパスを取得するときのルールは、以下の4つです。
<パークチケット1枚につき、1人分のプライオリティパスを取得できる>
当たり前ですが、1つのチケットで複数人のプライオリティパスを取得することはできません。
ただし、3才以下のお子さんは、保護者等の同伴者がプライオリティパスを取得することで、一緒に利用することができますよ。

そもそも、3才以下のお子さんはパークチケット不要で入園できるから、プライオリティパスもいらないよ!
<施設の利用時間を選ぶことはできず、朝から順に、取得したタイミングで利用時間が割り当てられる>
利用したい時間帯を自分で選ぶことはできません。
各時間帯に定員数が設けられており、朝の時間帯から先着順で取得することになります。
そのため、早く取得するほど早い時間帯に利用でき、取得するのが遅くなるほど利用時間も遅くなります。
さらに、取得が遅くなるほど、発券終了してしまう危険性も高くなりますよ!
また、利用時間を選ぶことができないため、他に時間の確定している予定がある場合、プライオリティパスの利用時間とかぶらないように注意しましょう。
・パレードやショーの公演時間
・ディズニー・プレミアアクセスの利用時間
・スタンバイパスの利用時間
・エントリー受付で当選した施設の利用時間
・プライオリティ・シーティングの利用時間
・ショーレストランの公演時間
・ガイドツアーのツアー時間
<プライオリティパスの取得時間から120分過ぎるか、取得した施設の利用開始時間を過ぎるか、いずれか早いほうの時間を過ぎれば、先ほどと違う施設のパスを取得できる>
<再度、同じ施設を取得する場合、その施設のプライオリティパスを利用した後、または、利用終了時間を過ぎてから取得できる>
これらは、2つ目以降のプライオリティパスを取得するときのルールです。
少々ややこしいので、パターン別に解説しますね。
異なる施設の取得可能時間が、120分後になるケース
例:
9時に、利用開始時間12時のスペースマウンテンを取得した場合
スペースマウンテン以外の施設を取得できるのは、9時から120分後の”11時”
解説:
取得した9時から120分後は11時、取得した施設の利用開始時間は12時。
そのうち、早い方の時間が11時のため、11時を過ぎれば次のプライオリティパスが取得できる。
異なる施設の取得可能時間が、施設の利用開始時間になるケース
例:
9時に、利用開始時間10時のスペースマウンテンを取得した場合
スペースマウンテン以外の施設を取得できるのは、施設の利用開始時間である”10時”
解説:
取得した9時から120分後は11時、取得した施設の利用開始時間は10時。
そのうち、早い方の時間が10時のため、10時を過ぎれば次のプライオリティパスが取得できる。

パターン1とパターン2は、1つ目と違う施設を取得するときのルール!
同じ施設の取得可能時間が、プライオリティパス利用後になるケース
例:
利用時間10時~11時のスペースマウンテンを取得後、10時半に施設を利用した場合
スペースマウンテンを再度取得できるのは、施設を利用した”10時半”以降
解説:
利用時間内に施設を利用した場合は、利用後に同じ施設のプライオリティパスが取得できるようになる。
同じ施設の取得可能時間が、施設の利用終了時間になるケース
例:
利用時間10時~11時のスペースマウンテンを取得したが、利用時間内に施設を利用しなかった場合
スペースマウンテンを再度取得できるのは、施設を利用した”11時”以降
解説:
利用時間内に施設を利用しなかった場合は、プライオリティパスが無効になる利用終了時間以降に、同じ施設を取得できるようになる。
パターン3とパターン4は、同じアトラクションを再度取得したい場合のルール。

同じ施設のプライオリティパスは同時に複数所持することができないよ。
“利用済み”もしくは”無効”になってから取得しよう!
このように、1つ目の取得時間と施設利用時間から、2つ目の取得可能時間が決まります。
3つ目の取得は2つ目の時間からと、1つ前に取得したプライオリティパスから、次のプライオリティパス取得可能時間が決まりますよ。
売り切れが早そうなアトラクションを狙うのか…
利用時間が早くてプライオリティパスを多く取得できそうなアトラクションを中心に狙うのか…
1度に複数の施設を取得することができないため、どの施設から取得するか、順番も大切になりますね!
プライオリティパスの対象アトラクション

プライオリティパスは、すべての施設で利用できるわけではなく、一部の対象施設のみでの利用となります。
対象施設は、ディズニーランドのアトラクション7つと、ディズニーシーのアトラクション7つです。
トゥモローランド
・モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
・スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
・スペース・マウンテン
・バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
ファンタジーランド
・プーさんのハニーハント
・ホーンテッドマンション
ウエスタンランド
・ビッグサンダー・マウンテン
ミステリアスアイランド
・海底 2 万マイル
アラビアンコースト
・マジックランプシアター
ロストリバーデルタ
・レイジングスピリッツ
・インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
ポートディスカバリー
・ニモ&フレンズ・シーライダー
・アクアトピア ※夏のびしょ濡れ期間(~9/6)のみ対象
アメリカンウォーターフロント
・タートル・トーク
混雑が見込まれるアトラクションを中心に、プライオリティパス対象施設に選ばれています。
ただし、ディズニー・プレミアアクセス対象の施設は、プライオリティパスの対象からは外れているため注意!
これらの施設を短い待ち時間で利用したい場合は、有料のディズニー・プレミアアクセスを購入しましょう。

これだけ対象施設が多いと、どれを取得するか迷っちゃう!
けど、選択肢が多いのは嬉しい♪
1度にいくつも取得できないことを考えると、戦略が難しそうです…。
従来のファストパスとの違いは?

最後に、以前のファストパスとの違いについてです。
違う点は大きく2つ。
- 対象施設が違う。
- 取得はスマホのみ。ファストパス発券機は使用不可。
1つ目は対象施設の違いです。
ファストパスの対象だったアトラクションが、プライオリティパスでは対象外になっていたり、逆に対象外だった施設が対象になっていたり。
特に、有料のディズニー・プレミアアクセス対象のアトラクションは、プライオリティパスでは対象外になります。
そのため、予定を立てるときは注意してくださいね!
2つ目は取得方法の手段が減ったことです。
以前のファストパスといえば、アトラクション近くにある発券機で取得していました。
途中からスマホでも取得できるようになりましたが、かわらず発券機での取得も可能でした。
しかし、今回のプライオリティパスでは、発券機は稼働しておらず、スマホのみでの取得になります。
どこにいても取得できて便利ではありますが、スマホで操作する機会が増えるため、充電には気を付けてくださいね!
プライオリティパスまとめ
この記事では、新しく導入されるプライオリティパスについて解説しました。
- プライオリティパスを取得することで、対象施設を短い待ち時間で利用できるサービス。
- 従来のファストパスの仕組みとほぼ同じ。
- プライオリティパスの取得は、スマホのアプリから。
- 施設の利用時間は選べない。
- 1度に取得できる施設は1つ。2つ目以降は一定時間経過することで取得できるようになる。
- 対象施設は、ディズニーランドが7つ、ディズニーシーが7つ。
プライオリティパスを上手に活用すれば、混雑日でも快適にパークを楽しむことができるのではないでしょうか♪
取得方法やルールなどを把握して、プライオリティパスを使いこなしてくださいね!
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